2009年2月21日土曜日

ERIC CLAPTON & JEFF BECK さいたまスーパーアリーナ

エリック・クラプトンとジェフ・ベックの競演ライブに行って来ました!予想していた通り、最初の出演はベック・バンドからのスタート。

Member :
 Jeff Beck - Guitar
 Vinnie Colaiuta - Drums
 Tal Wilkenfeld - Bass
 David Sancious - Keyboards

Set List :
 1.The Pump
 2.You Never Know
 3.Cause We've Ended as Lovers
 4.Stratus
 5.Angel
 6.Led Boots
 7.Goodbye Pork Pie Hat / Brush With The Blues
 8.Tal and Jeff Solo
 9.Blue Wind
 10.A Day In The Life
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 11.Peter Gunn (Encore)

たっぷり約1時間の出演で、ヒット曲のオンパレードを堪能させてもらいました。
中でも、21歳の女性ベーシスト、タル・ウィルケンフェルドが目立っておりました。粗削りな演奏ではありましたが、ジェフと仲良く二人でベースソロを弾く一幕もあり、あどけなさの残るチャーミングな顔と、演奏とのギャップが印象的でした。
彼女の起用は、バンド全体にフュージョンのエッセンスを取り入れる効果があったと思います。

休憩を挟んで、第2部はクラプトン・バンドのステージ。

Member
 Eric Clapton - Guitar, Vocals
 Doyle Bramhall II - Guitar, Vocals
 Chris Stainton - Keyboards
 Willie Weeks - Bass
 Abe Laboriel Jr. - Drums
 Michelle John - Backing Vocals
 Sharon White - Backing Vocals

Set List
 1.Drifitn'
 2.Layla
 3.Motherless Child
 4.Running On Faith
 5.Tell The Truth
 6.Little Queen Of Spades
 7.Before You Accuse Me
 8.Cocaine
 9.Crossroads

1曲目は、クラプトンによるMartinの弾き語りでスタート。久方ぶりのアンプラグド・セットで、いきなり「レイラ」が2曲目に演奏された瞬間、会場には “どよめき” が走りました。全体的に、ツアー途中ということもあってか、リラックスしたムードで演奏が進んでいきました。

今回のメンバーは、若手とベテランの混合バンドで固められており、中でもドラムのエイブラハム・ラボリエル.JRが大活躍しておりました。
彼は、'80年代に大ブレイクしたベーシスト、エイブラハム・ラボリエルの息子さんで、巨体を揺らしながらぐいぐいバンドを引っ張っていくドラミングは圧巻でした。
ポール・マッカートニーの世界ツアーで、重量感のあるビートを刻んでいたのも記憶に新しいですね。

ベースは、ジョージ・ハリスンのセッション・ベーシストとしても有名なベテラン、ウィリー・ウィークス(渋っ)。同じく、キーボードもベテランのクリス・スタイントン(渋っ)。クリスのピアノソロは、とってもグルーブしていて、格好よかったです!
Little Queen Of Spades での長いピアノソロは、それまで抑えめだったバンドの演奏に一気に火をつける重要な役目を果たしておりました。

クラプトン・バンドのステージもたっぷり約1時間あり、第2部のアンコールでいよいよベックとクラプトンが並んで登場!

Eric Clapton Band + Jeff Beck

Set List
 1.You Need Love
 2.Listen Here / Compared To What
 3.Here But I'm Gone
 4.Outside Woman Blues
 5.Brown Bird
 6.Wee Wee Baby
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 7.Want To Take You Higher (Encore)

選曲がマニアック過ぎたためか、会場は大盛り上がりにはなりませんでしたが、ジェフ・ベックは絶好調だったようで、派手なステージ・アクションと、ライブ後の笑顔が印象的でした。
ベックの煽りに対して、外見的には冷静さを保ちつつも、入魂のスローハンドで応えるクラプトン。
歴史的なライブに何度も出演してきたクラプトンのミュージシャン・シップに、あらためて敬意を表したいと思います。

全ステージ合わせて3時間弱のライブでしたが、最後まで飽きることもなく十二分に楽しめました。今後もずっと語り継がれていくような、歴史的な名ライブだったと思います。

2009年2月3日火曜日

MOLESKINE® Book Cover

MOLESKINE ® Type Book Cover “Book-Face”

一見、モレスキン風の文庫本カバー。
従来、文庫本のブックカバーは、表紙を硬くすると、本とカバーが上手く一体化できなっかた。しかし、このカバーは、本とカバーを装着シートで接続する方法で、世界で始めてハードな表紙の文庫本カバーを実現させている。
製作者は、CRAFT LeLe -IDERT というホームページを運営している兵庫県の方で、様々なクラフト雑貨やアイデアグッズを製作、販売している職人さん。

MOLESKINE®は、ヘミングウェイ、ピカソ、チャトウィンが愛用していたという伝説的なノートブック。オイルクロス製の硬い表紙と上質中性紙を備えており、また、頑強な表紙を閉じておく為のゴムバンドやリボン栞が組み込まれた、ハードボイルドな手帳である。
自分は、一日一ページのダイアリーを愛用している。

このブックカバー、しなり構造の文庫本を、本革で包んだ硬い重厚な表紙で装丁するため、高級感が増すだけではなく、今までとは違った新しい感覚で本と向き合うことができる。大切な文庫本は、ぜひこのカバーに装丁して持ち歩きたいと思う。