2009年9月5日土曜日

TOKYO JAZZ 2009 DUTCH JAZZ GARDEN

東京ジャズ 2009 のイベント、Dutch Jazz Garden に行ってきた。

国際フォーラムでは、ブルース、ゴスペル、ラテン、ファンクと何でもありのライブが開催されていて、その顔ぶれは、ジョン・スコフィールド、ジョージ・クリントン、マイク・マイニエリ、スティーブ・ガッド、デビッド・スピノザなど、なかなか通好みの顔ぶれである。

今回は、チケットが間に合わなかったので、中庭の広場で行われているステージを観てきた。

Dutch Jazz Garden と題されたそのライブは、オランダのジャズ・ミュージシャンによるプログラムだったが、なかなか見ごたえのあるステージで、無料ということもあってか、広場は大勢の客で埋め尽くされていた。

オランダのジャズには、オランダのビールということなのだろう、会場ではハイネケンの生ビールが売られており、かくいう自分もビールとタイカレーをいただいてきた。

ハイネケンと野外のジャズというのは、なかなか良い取り合わせだ。真夏の昼に、涼しい木陰でハイネケンを飲みながら、ECM あたりのヨーロッパ・ジャズを聴く。
ヤン・ガルバレクや、ビル・フリーゼルあたりの涼しげなジャズなら更に良い。

出演者のなかでは、ベンジャミン・ハーマンというアルトサックス奏者率いるカルテットの演奏が面白かった。


エリック・ドルフィーの曲を演奏したり、オーネット・コールマン風のアンサンブルだったりと、フリー系のカルテットかと思いきや、ギターのまるで壊れたラジオのようなサウンドと、フリーキーなフレーズも相まって、無国籍なサスペンス映画っぽいサウンドが印象的だった。


明日、9/6(日)も同じ場所でライブがあるので、興味のある方は行ってみるのをお勧めする。