2015年1月3日土曜日

fostex FE83En バックロードホーン 組み立て記 その4

バックロードホーンの試作第二号機が完成しました。スピーカーユニットはfostex FE83Enを使用、エンクロージャーは吉本キャビネットのBW-800です。

このスピーカーユニットは、能率が高く若々しい響きで、いかにも低出力の真空管アンプ向きの設計という印象です。
TA2020搭載のデジタルアンプでは、少し平面的な響きが目立ち、音の質感ではDayton Audio ND65-8を使った第一号機には遠く及びませんでした。

そこで、小型のハイブリット真空管アンプで音出しをしてみると、これがなかなか良いのです。

出力が数ワット程度しかないため、音量を上げていくと歪みますが、ニアフィールドで小さな音で聴くには十分な音です。
 スピーカーとアンプの組み合わせで、こうも音が変わるのかとうことを、あらためて実感させられました。

このハイブリット真空管アンプは、嫁ぎ先がすでに決まってしまったので、次回は300B搭載の重量級真空管アンプで試聴してみたいと思います。

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