2015年3月14日土曜日

オリジナル 枡スピーカー製作記 その1

100円ショップで売っている枡を使ったスピーカーができないものかと少し前から考えていたのですが、ちょうど良い大きさの枡が手に入ったので、この考えを実行に移しました。










私が考えたのは、枡の開口部に合うバッフルをつけ足して作る密閉型スピーカーです。ユニットについては、なにせ土台が100円の枡なので、できる限り安いもの・・ということで目をつけたのが、秋月電子で売っている8cmフルレンジです。東京コーン紙製作所のF77G98-6というもので、1本300円ですが2本セットで買うと250円になるというお買い得商品です。



安価な割にポリプロピレン製コーンとブチルゴムエッジが採用され、高音質かつ耐久性にも優れているとのこと。100円ショップでは1升、5合、3合、1合の4種類の枡を2個ずつ買っておいたので、今回は2組のスピーカー用に計4本このユニットを購入しました。



一緒に1個60円という、これも非常に安いプッシュ式のターミナルも個数分買いました。

さて、次はバッフルの製作です。そのままDIYショップに直行し、5合と3合枡の縦横サイズを測り、9mm厚のMDFを2枚ずつカットしてもらいました。





5合が143×143mm、3合が115×115mm、中心に開ける穴はΦ76mmで共通です。MDF材と加工費の合計は1,339円でした。

左側の写真がカット後のバッフルです。F77G98-6はエッジの外側に圧着吸収用のゴム枠が仕込まれていることからも分かるように、基本は裏面取り付け式になっています。


ただし、今回のスピーカーは奥行きがないので、少しでも内部スペースを確保するために表面取り付けでいこうと思います。

F77G98-6をはめてみたところ、ご覧のようにピッタリと収まりました。裏面はΦ74mmなので、この大きさでカットすればピッタリと裏からも取り付けができます。

右側は3合枡のほうですが、8cmフルレンジユニットのF77G98-6には、これがジャストフィットでした。



5合枡のほうは、上下左右に若干余裕ができてこんな感じです。どことなく学校の教室に設置されていた校内用スピーカーを思い起こさせるデザインです。

ターミナルの取り付けと配線の様子は、また次回紹介したいと思います。

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