2015年4月1日水曜日

オリジナル キューブ型スピーカー製作記 その4

低音が今ひとつだったオーラトーン型スピーカーですが、その原因はきっと気密性の問題だろうと思っていたので、ユニットとバッフルの隙間を埋めるため、シリコンのシーリング剤を買ってきました。

セメダイン8000 シリコーンシーラントのクリアです。クリア以外にも白や黒など色付きの物もありました。
スピーカーの場合は、カメラと違って光線漏れを防ぐ必要はなく、空気漏れさえ防げればよいため、すこし迷いましたがクリアを選びました。

シリコンは硬化後、ゴム状弾性体になるので、今回のユニットのようにゴム素材でできたエッジの外枠とバッフルの密着などにはぴったりです。







さっそくバッフルとユニットの間にシリコンを塗ってみました。半透明のシリコンがエッジまわりに埋まっているのがわかると思います。エッジの色に合わせて黒のシリコンを選んでも良かったかもしれません。

では、さっそく音を出してみましょう!
「うわ〜っ! 何だコレは?」





やはり、シリコーンシーラントの効果は絶大で、まったく別物のスピーカーに生まれ変わりました。低音不足も解消され、8cmフルレンジユニットの性能をフルに引き出しているかのような鳴りっぷりです。

今回は密閉型スピーカーの気密性がいかに大事かを知るいい機会となりました。

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