2015年5月24日日曜日

ケルトン方式 枡型サブウーファー製作記 -3

5号枡を2個使ったミニサイズのサブウーファーを製作するために、自由錐で5号枡の側面にダクト用の穴を開けています。

φ53mmの穴ですが、ダクト表面の面積も含めると、結構ぎりぎりな感じです。

5号枡は容量900mlですので、枡を2段重ねにすると、ちょうど1升(1800ml)分のエンクロージャーとなります。





今回使用したのは、5.1ch.サブウーファー用の10cmユニット1本。9mm厚のMDF板で作ったバッフルをもう片方の5号枡に貼り付けて、第1空気室となる密閉箱を作りました。

ターミナルとユニットとの配線は、ハンダ直付けです。今回は吸音材は仕込んでいません。



これにダクトを取り付けた第2空気室をかぶせれば、ケルトン方式(ASW型)のサブウーファーが完成します。タイトボンドを塗って第2空気室を接着しました。

ボンドが固まったら、さっそく音出しチェックです。

前回の1升枡×2のサブウーファーと比べると容量は半分でユニットも2cm小さいため、さすがに低音の量感は控えめな印象です。



ただし…1800mlという小型エンクロージャーからは想像できない低音が出ているのは確かです。

このサブウーファーは、行きつけの江戸風酒場に納入することになりました。この店には、同じ5号枡で作った8cmフルレンジのスピーカーとサブウーファー出力端子付きのLepai LP-168HAをすでに納入済みです。
その時の経緯はこちらから。

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